水掛不動尊(境内)

水掛不動尊

みずかけふどうそん


水掛不動尊とは

『水掛不動尊』はお水を掛けてお参りする不動明王様のことです。『不動明王』は通称、『お不動さま』もしくは『お不動さん』の名称で信仰されている仏様でございます。お不動さまは、私たちの心の迷い・煩悩を取り除き、すべての人を救う為、忿怒の表情をされております。右手には『利剣』、左手には『羂索の縄』を持っておられます。また足元には『盤石』があり、背後には『迦楼羅炎』を背負っておられます。『利剣』は「悟りの智慧」を象徴し、心の迷いを断ち切ってくださいます。『羂索の縄』は煩悩を縛って封じ、正しい教えの道へと導いてくださいます。『盤石』は固く大きな岩で、すべての人々を救う為、あらゆる苦難に耐える決意を表しています。『迦楼羅炎』は灼熱の炎で、あらゆる障害を焼き尽くす火焔を表しております。水掛不動尊は、生命の根源である『水』を掛け、『願』を掛けることでお不動さまが、すべての願いを手助けし、後押しし、正しい方向へと導いてくださいます。一勺の水を掛けて、お参りください。一勺の水を掛けることで、増々迦楼羅炎の炎が燃え盛り、願いが叶うことでしょう。

御真言

のうまく さんまんだ ばざらだん せんだん まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん

御利益

病気平癒・商売繁盛など

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