賓頭盧尊(境内)

賓頭盧尊者

びんずるそんじゃ


賓頭盧尊者とは

賓頭盧尊者は通称、『びんずるさん』・『撫で仏』と親しまれております。十六羅漢の第一に数えられる賓頭盧尊者の御名前を聞いたことはあるという方も多いかもしれません。 名がピンドーラ、姓をバーラドヴァージャと言い、バラモンの家系に生を受けお釈迦さまに弟子入りした御方です。優れた神通力を持っておられました。また非常に聡明であり、説法が他の異論や反論を一切許さない程であった為、『獅子吼第一』ライオンの如くとも称されたそうです。その賓頭盧尊者ですが、お釈迦さまより「自分(お釈迦さま)が亡くなったのちの世において、お釈迦さまに代わり衆生を済度せしめ、末世の人々が供養するに値する存在として頑張るように」と言われました。そこで賓頭盧尊者はあえて涅槃に入らず、西方の土地で教えを説き続けたと言われております。元々は、お寺の食堂に祀られていたそうですが、いつの間にか私たちに身近な外陣や回廊の降りてこられた『羅漢さま』です。お参りの際、御身体の不調を感じた時には、自身の不調のある場所と同じ場所を撫でれば快癒すると言われております。是非、ご自身の手で撫でてお参りください。

御真言

南無賓頭盧尊者

御利益

病気平癒 など

タイトルとURLをコピーしました