十一面観世音菩薩(本堂)

十一面観世音菩薩

じゅういちめんかんぜおんぼさつ


十一面観世音菩薩とは

『十一面観世音菩薩』は通称、『十一面さん』の名称で信仰されている仏様でございます。昔、天竺(インド)に十面奇人(顔が十面ある魔物)がいたそうです。その魔物が流行り病(疫病)を流行させたそうです。人々は、大変困っておりました。それをご覧になった観音様は御顔を十一面にして、その魔物を退治したとと伝えられています。その御姿は、前の三面が『寂静の相』、左辺の三面は『威怒の相』、右辺の三面は『利牙出現の相』、後ろの一面は『咲怒の容』、最上の一面は『如来の相』と言われております。また、当山の十一面観世音菩薩は、右の手に念珠を掛け、『施無畏』の印を結ばれております。左の手には蓮華を挿した軍持を持たれております。

御真言

おん まか きゃろにきゃ そわか

御利益

疫病退散、病気平癒 など

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