令和4年1月17日 阪神淡路大震災から27年経ちました

 1995年1月17日、淡路島北部を震源とした最大震度7の揺れが阪神地域を襲い、6434人がお亡くなりになられました。 それから27年経過しました。本日、発生時刻の午前5時46分に黙祷がささげられました。当山の僧侶も先日、法要に参加し、阪神淡路大震災物故者のご冥福をお祈りしてまいりました。
 阪神淡路大震災の際、当山では幸い、死傷者は出ませんでしたが、震災の被害を受けました。今年の東遊園地では、震災を『忘れないように』との意味を込めて『忘』の文字が灯されました。震災からすでに27年が経ち、被災者の高齢化も進んでまいりました。当時、当山の副住職も2歳に届かないほどの年齢であったことを考えると、当時の記憶は薄れつつあるのかもしれません。そのような状況の中、震災に対する恐怖や事前準備を忘れがちになっているのかなと私自身、考えていたところでございます。
 ご先祖様のお供養をする際には、その方々から教わった智慧や経験を思い出し、忘れないようすることが大切なのではないかと思います。これを機に震災への対策、ご先祖様からの教えを再確認してみてはいかかがでしょうか。

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